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友達だと思ってこれからも付き合うことにしようか

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症状が緩和されたとは言え、現在でも腰痛持ちです。

上半身と下半身の接点ですから身体で一番負担が掛る場所ですから、相当な無理を経た結果なのです。ベルトコンベア相手の仕事はとてもきつくて、若い頃だからやれたのですが、その代償は大きかったのですね。

最初は筋肉の張りと違和感でしたが、身体を休ませる十分な回復時間が無いまま作業を続け、それがついに神経にまで達しました。ベルトコンベアでの作業の良いところは頻繁にラインが停止することでしたが、やれやれと腰を完全に降ろしてしまうと再び立ち上がる時が曲者なのですよ。

酷い時には手すりを頼らざるを得なくなり、仕事が滞って緊急停止の赤ボタンを押す一歩手前になったことも何度かありました。幸い会社に実害を及ぼすような事態となったことはありませんでしたが。これは私なりの誇りでもあるのです。

待ちに待った休日は身体を休めることに徹し、家の風呂で十分に腰を温めるなど工夫もしました。屈身や各種の体操も取り入れましたしね。マッサージに湿布に塗り薬も。確かにその場では効果を感じはするものの、まあ一時凌ぎに過ぎませんでしたが。月日が経つにつれ、腰の痛みと重みはだんだんと増してきました。ついにそれまでに無い痛みを感じだしてからは躊躇っていた医院へも行かざるを得なくなりました。

医師は休養が一番だと言ってはくれましたが、それでは根本的な解決になるとは当然思いませんでした。整体用の治療器に身体を委ねながら、そろそろ別の仕事を探そうかと思い続けました。湿布や飲み薬も自分で購った物よりかは効果があるかな、と思いもしましたが、簡単に復調というわけにはいかず、仕事を続けるのも限界に来ました。工場長に相談してみると、今まで実によく働いてくれたからこれからも来て欲しいとは言われたものの、取りあえず休職ということにしてもらい、医師の診断書を提出して一月ほど様子を見ることにしました。

入るはずの金が入らなくなったのは痛かったのですが、止むを得ないと腹を決めたのです。休養の効果もあり約束の期間を経て復帰しましたが、身体が慣れたのか仕事は予定していた期間まで続けることが出来ました。痛みという点で一番だったのはぎっくり腰でしたが、辛さでは疲れ腰の方が上でしたよ。ぎっくり腰は起こった瞬間は息も吐けないほどの激痛で、横臥した身体を起こすのも最初の内は七転八倒でしたが、日を経るごとに痛み自体は和らいで回復が自覚出来ました。

これに対して疲れ腰は筋肉のこわばりと疲労感が消えずに残って、それが日常となるのが辛かったのです。その仕事を変えてからも基本的には肉体労働が続き、椎間板ヘルニアを覚悟しての毎日はしんどいものでした。精神的にも、肉体的にもね。現在ではその責め苦からは解放はされましたが、身体が冷えてくると痛み出すことはしょっちゅうで恨めしくもなります。

でも自分の身体ですから逃げ出すことも適わず、これからも付き合うことになります。痛みも戦友だと思えば辛くなくなるかもな、くらいの感覚で過ごすことにしましょうか。私のこの体験記が腰痛で苦しんでおられる方々への何らかの一助となればそれは望外の喜びです。痛みからの解放を切実に望んでいますよ。